S32使用構築~初手ダイマホウオウとゆかいな仲間たち~ 最終2429位/レート1703

 

ホウオウ@いのちのたま(さいせいりょく)

フレアドライブブレイブバード/じしん/でんじは

ザシアン@くちたけん(ふとうのけん)

きょじゅうざん/じゃれつく/インファイトでんこうせっか

ポリゴン2@しんかのきせき(トレース)

イカサマ/れいとうビーム/まるくなる/じこさいせい

サンダー電@アッキのみ(せいでんき

ほうでん/ぼうふう/みがわり/はねやすめ

ガマゲロゲ@オボンのみ(ちょすい)

じしん/まもる/どくどく/ステルスロック

ランドロス霊@ラムのみ(いかく)

じしん/そらをとぶストーンエッジつるぎのまい

ぽけっとふぁんくしょん!
 

構築経緯

友人とS32開始時点でどの伝説が強いのかTier票を作りながら話していた。

ポケモン有識者の皆様であればこの画像のみで一晩語らうこともできるだろうが、この記事では触れないことご了承願いたい。

①ホウオウ+ザシアン

この表のSから順に選べばいいのでは?という安易な発想と、ダイマックスのタイミングが下手な自分でも扱える初手ダイマ戦法に合う組み合わせを考えた。

そこで思いついたのがいのちのたまホウオウ+ザシアンの組み合わせだったので、そこから構築を考え始めた。

②ホウオウ+ザシアン+ポリゴン2+サンダー

ホウオウが苦手なランドロスを相手にできて、且つ環境に多く存在するバドレックスにもある程度あらがえそうなトレースHBまるくなるポリ2とザシアンを見れるアッキのみサンダーを採用した。

③ホウオウ+ザシアン+ポリゴン2+サンダー+ランドロス

初手ダイマックス戦法は壁構築や、初手状態異常撒き、あくびループに弱いと思ったのでホウオウの裏エースになれるラムのみランドロスを採用。

④ホウオウ+ザシアン+ポリゴン2+サンダー+ランドロス+ガマゲロゲ

最後に環境に多くいるカイオーガをごまかせて、パワーで押し切れなさそうな相手に抗うためのHDオボンのみガマゲロゲを採用し構築が完成した。

 

個体値紹介

ホウオウ|ポケモンずかん

ホウオウ@いのちのたま
ようき:0-252-4-0↓-0-252↑
実数値:181-182-111-*-174-156
技構成:フレアドライブ/ブレイブバード/じしん/でんじは

禁止伝説枠その1。最強伝説の一角。
ASぶっぱ。残りB。最終日まで残りをHに振っていてステロで黄色ゲージになっていたのはここだけの話。
ダイマで一体持っていき、二体目が後発ダイマを打ってきたところを晴下フレアドライブで高火力+自主退場し、ジェットを打たせなかったり、上から電磁波で麻痺させて裏のザシアンで縛る動きが最強だった。
殆ど初手に選出し壁とタスキと岩石封じを打ってきそうな相手以外にはダイマックスを切っていた。
初手ランドロス対面で引いた場合、剣舞されると終了してしまうので臆さずダイジェットする動きが最強だった。
ホウオウカイオーガ対面はゲロゲ警戒でほとんど水技を打たれなかったので初手ダイジェット安定だった。
玉サンダー対面が一番厳しかったが、控えめのCS場合はほとんどの相手がダイジェットから入るので、ジェット+ウォール+バーン+ザシアンの石火でごり押していたが、少しっでも耐久に振っている場合はお手上げだった。
選出1位

 

ザシアン けんのおう|ポケモンずかん

ザシアン@くちたけん
いじっぱり:172-212↑-4-0↓-4-116
実数値:189-238-136-*-136-183
技構成:きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/でんこうせっか

禁止伝説枠その2。最強オブ最強の伝説ポケモン
ダイナの上から動きたかったので、準速130属抜きのザシアンを探していて見つけた構築のステ振りをそのまま流用した。
ザシアンに関しては全く勉強不足なので、使っていて特に不満などもなかった。
ただダイマ後の後始末役としては充分すぎる性能を誇っていたので、皆がザシアンを採用している理由がよく分かった。
アイテムが他と被らないのも強いが技構成に一生悩まされた。
ホウオウに飛んでくるダイロックを受けてくれるのも頼もしかった。
選出3位

 

ポリゴン2|ポケモンずかん

ポリゴン2しんかのきせき
ずぶとい:244-0↓-252↑-0-0-12
実数値:191-*-156-125-115-82
技構成:イカサマ/れいとうビーム/まるくなる/じこさいせい

(禁止伝説枠その3)本構築のMVP、サンドバッグ、長時間労働、過労死枠。
基本のHBポリゴン2
黒バドレックスとホウオウが苦手なランドロスを受けるためにトレースHBまるくなるで採用。
ホウオウで初手ダイマを切ることで相手のダイマックスを強要できたので、黒バド対面机上論最強ポケモン
実際は黒バドが選出されることが少なかったがその代わりにザシアンをはじめとしたありとあらゆる物理ポケモンを受けに受けた。
中途半端な火力のポケモンであれば後出しから丸くなるを絡めてTODに持ち込みまくった。
まるくなるを見せることで相手の積み技を強要しイカサマで返す動きも強かった。
一番信用できる本構築最強ポケモンだった。
選出2位

 

サンダー|ポケモンずかん

サンダー@アッキのみ
ずぶとい:252-0↓-252↑-0-0-4
実数値:197-*-150-145-110-121
技構成:ほうでん/ぼうふう/みがわり/はねやすめ

最強のザシアン受け。
基本のアッキサンダー。
ほうでんとせいでんきでありとあらゆるザシアンをシビレさせた。
相手のダイマ枠をホウオウで1:1交換した後の控えのザシアンを完璧につぶし切っていた。
サンダーを選出できるときはそもそも選出に余裕があるときだったので、サンダー選出時の勝率は7割越えと、最強ポケモンの名にふさわしい仕事ぶりだったと思う。
選出4位

 

ガマゲロゲ

ガマゲロゲ@オボンのみ
ずぶとい:252-0-4-0↓-252↑-0
実数値:212-115-96-*-139-94
技構成:じしん/まもる/どくどく/ステルスロック

万能型カイオーガ受け。
最強の選出圧力枠。
こいつがパーティーにいるだけですべてのカイオーガが水技を打ってこなかった。
ただそのアドを自分が使いこなせなかったので、こいつの働きと勝率が比例しなかったのがトレーナーとして不甲斐ないの一言に尽きる。
技構成もポケモン偏差値の低い自分には難しくあまり使いこなせなかった。
もっとこいつと相手のトレーナーを信じて初手ホウオウオーガ対面でダイマックスを切るべきだった。
ただゴチル対面でまもるを最後まで温存しTODで勝利をつかめたのは掛け替えのない思い出になった。
選出6位

 

ランドロス れいじゅうフォルム|ポケモンずかん

霊獣ランドロス@ラムのみ
ようき:4-252-0-0↓-0-252↑
実数値:165-197-110-*-100-157
技構成:じしん/そらをとぶ/ストーンエッジ/つるぎのまい

ホウオウがどうしても出せないときの裏エース
基本のラムランドロス
壁構築やあくびサイクル構築に無類の強さを誇った。
オーロンゲ対面ちょうはつかリフレクターの択になるが迷わず剣の舞を押すと決めていたがちょうはつ打たれたのは一回だけだったので助かった。
周知の事実ではあると思うが一度積んでしまえばこいつを止められるポケモンはほとんどいなかった。
選出5位

 

選出

基本①:ホウオウ初手ダイマ→受け+ザシアン
 ホウオウ+ザシアン+ポリ/サンダー/ゲロゲ
基本②:ホウオウ初手ダイマ→受けサイクル
 ホウオウ+ポリ/サンダー/ゲロゲ

裏(壁/あくび展開相手等)①:ランド剣舞+ダイマ→受け+ザシアン
 ランド+ポリ/サンダー+ザシアン
裏(壁/あくび展開相手)②:ランド剣舞+ダイマ→受けサイクル
 ランド+ポリ+サンダー

 

選出別勝敗

本構築使用時全74戦中

ホウオウ:51戦29勝23敗
ポリゴン2:47戦27勝20敗
ザシアン:40戦21勝19敗
サンダー:31戦23勝9敗
ゲロゲ:26戦12勝14敗
ランド:28戦17勝11敗

 

禁止伝説被選出別勝敗

本構築使用時全74戦中

ザシアン:19戦13勝6敗
カイオーガ:10戦7勝3敗 
ホウオウ:2戦2勝0敗
黒バドレックス:5戦3勝2敗
白バドレックス:2戦1勝1敗
ムゲンダイナ:10戦7勝3敗
日食ネクロズマ:8戦3勝5敗
イベルタル:5戦4勝1敗
ジガルデ:7戦6勝1敗
ルギア:2戦0勝2敗
ゼルネアス:4戦3勝1敗
ゼクロム:4戦2勝2敗
キュレム:3戦2勝1敗
キュレム:3戦1勝2敗
ディアルガ:3戦1勝2敗
レックウザ:1戦1勝0敗
ザマゼンタ:1戦0勝1敗

 

苦手なポケモン・動き

めいそうカイオーガ
耐久振り珠サンダー
(特に)めいそうネクロズマ
ルギア
ゼクロム
かちきミロカロス
いかくサイクル
初手ロトム対面
ナマコブシ
ドサイドン
アーケオス

 

後語り

この記事を最後まで読んでくださった皆さん。本当にありがとうございます。
2429位という順位は決して高くない順位だと思います。
「こんな順位で構築記事書いて何になるんだよ。」そう思う方も一定数いると思います。
ただ、自分にとっては初めて0から自分に向いている立ち回りを見つけ、それに合わせて突き詰めていった構築でした。
そんな構築で自己ベストである2429位という順位を更新できたことを誇りに思います。
この記事を書くにあたり自分の中でも新しい気付きなどもあり、これも一つの経験なんだとしみじみ感じております。
この記事を公開後、どのような反応が来るかわかりませんが、今現在非常に満足していますし、新シーズンへの高ぶりも感じています。
また、今こうしてこのような記事を書けるようになったのは自分ひとりの力ではないことも痛感しております。
ツイッターで仲良くしてくださった皆様、ディスコードコミュでアドバイスをくれたり、最終日一緒に潜ってくれた友達。
そういった皆様に支えられて最終平均2万位だった自分でもこのような順位にたどり着くことができました。
今回のルールが今月で終わってしまうのは正直名残惜しいです。
さらには新しいシーズンも賛否両論ですし、新しい楽しゲームもたくさん出ますが、なるべく長い期間皆さんと楽しくポケモンの話ができたらなと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

最後に初めての構築記事、というにはお粗末で主観まみれな代物ではございましたが、再度ここまで読んでくださった皆様への感謝の言葉で締めさせていただきます。
本当にありがとうございます!